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「ネットで交流したことがあれば友達」心配する親を尻目に、子どもの感覚は変わっていく

小学生であっても通信機器を持つ割合は最早9割に近づいてきている昨今、人間関係の距離感は昔と全く異なるものになっています。不安を覚える親も多いようですが、止めようがない社会の流れです。



日本中を震撼させた神奈川県座間市の9人遺体事件。バラバラに切断した遺体をアパートの室内に置いていた事件そのものの異様さだけでなく、SNSで知り合った容疑者に次々に誘い出されていたという事実が、世の親たちを恐怖に陥れている。

「高校生の娘がいるけれど、自分の部屋にこもってスマホをいじっていると、誰とどんな会話をしているのかまったくわからない。『もしかするとウチの子が被害者になっていたかも』と思うと不安で仕方ない」(40代主婦)

 大学生の娘がいる50代の主婦も、動揺を隠せない。

「子供が安全な環境で育ってくれるようにと、人間関係がしっかり見える小中高一貫の学校に入れました。でも、大学に入ってからは交友関係がまったくわからなくなってしまった。大学の友達でフルネームが言えるのは、1人だけ。私が学生だった頃と比べると親の知らない世界が多すぎると感じます。とくに、SNSで繋がっているだけの相手が“友達”という感覚は、私にとって未知のものです」

via: 子供の感覚「ネットでやり取りしたら友達」 親は動揺

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密室化するディスプレイ

ネットの発達とともにかなり早い段階で言われてきたのが、家族が個別化するという問題でした。一昔前であればテレビがリビングにあり、それをみんなで見ていました。この頃は、同じ入力をみんなで受けるので共通の文脈があり、共に語るためのトピックは十分にありました。どんなものをみんなが見ているのか、それがしっかりわかった時代です。

 

しかし、パソコンが出来て、携帯が出来て何が生まれたか。それはディスプレイの個人化です。そのディスプレイを見ているのはその人だけで他の家族とは共有されていないので、今何が好きでどんなものを見ているのかというのが全くわからなくなってしまいます。そしてそれはそのままイコール、見るものを親がコントロールすることができなくなったことを意味しています。

 

子どもというのは親に隠れて色んなことをするのが好きだし、何か介入されるのを嫌います。いまのスマートフォン全盛期なんて、親が子供のことわかっているなんてほとんど幻想でしょう、ネットにはいくらでも無料のポルノが蔓延し、援助交際も簡単に行うことができ、暴力的なコンテンツはいくらでも転がっているのです。昔ならチャンネルを変えたら済んだ話が、いまはもう見ていることすらわからないという状態です。

 

接近する人間関係

家にいてスマートフォンをいじっていれば世界中の人と繋がることが出来ます。クラスメイトはもとより、匿名でSNSをやれば今まで会ったことない人とも当然連絡を取り合うことが出来ます。それは密室化するディスプレイ、接近する人間関係と整理することが出来るでしょう。

 

知らない人間関係、友人関係、会ったことがないのに友達のような感覚。それが最も嫌な形で出てきてしまったのが直近の座間市の事件であることを否定する人はいないでしょう。会ったこともない男性の家に行って殺されてしまう-SNSが悪者になってしまう気持ちもわからないではありません。

 

しかし、ネットを普段から浸かっている人なら誰でも知っている通り、ネットは決して常に危ないものではありません。得られるメリットは膨大です。友達には出来ない相談が出来たり、一緒に何かを楽しんだり、動画を見ながらコメントをして盛り上がったりする喜びは普段の生活とは又違う「もう一つの現実」です。

 

親が心配するべきはネットを使うことそのものでも、人間関係が見えないことでもなく、それを悪用していないかということ。何が危険かということを親がわからないと始まりませんから、ちゃんとネットの使い方について親が学ばなくてはならないのは当然です。子どもに安易に禁止しても問題は全く解決しませんから。





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