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トランプ大統領、北朝鮮に対する姿勢を軟化させロケットマン呼ばわりは封印

アメリカがここに来てどんどん北朝鮮とまともに対話する方向に動いています。北朝鮮は狂人の真似がうまいですね。



金正恩氏は「立派」、トランプ米大統領が一転、評価

2018.04.25 Wed posted at 09:28 JST

ワシントン(CNN) 米国のトランプ大統領は24日の記者会見で、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長について、「今の状況から判断すると、本当にオープンで、とても立派だと思う」と発言した。

つい最近まで金委員長のことを「リトルロケットマン」と揶揄(やゆ)していたトランプ大統領だが、一転して「立派」な人物と評したことについて、それ以上の質問には答えなかった。

トランプ大統領は、金委員長と近いうちに会談できることを楽しみにしていると述べ、北朝鮮からは、できるだけ早く会談を行いたい意向を直接的に伝えられたと説明。「我々はとてもいい話し合いをしてきた」と付け加えた。

一方、ホワイトハウスは、北朝鮮が非核化に向けた確実な措置を取らない限り、一切の交渉には応じないとする姿勢を強調している。

北朝鮮の非核化についてトランプ大統領は、「彼らが全ての核を放棄すること」と説明し、「私にとって、彼らと単純な取引をして勝利を宣言することは非常にやさしい。だが私はそれを望まない。全ての核を放棄させたい」と言い添えた。

さらに、期待通りの内容にならなかった場合は会談を打ち切ると改めて言明、「(会談は)素晴らしいかもしれないし、そうではないかもしれない」「過去の政権と違って、公正で理性的で良い会談にならなければ、私はテーブルを離れる」と述べ、「一切の譲歩はしない」と強調した。

 

核爆弾は使えない兵器

核爆弾の実験を繰り返していた北朝鮮ですが、そもそも核兵器というのは現代においてそれほど高い価値のあるものではありません。なぜならば、核兵器を使ってしまった瞬間、その国は他のあらゆる国に攻撃されてしまうからです。国際社会において完全に孤立することはもちろん、その後韓国に併合されることも含めて、金一族にとっても嬉しいことは全くありません。

 

独裁政権が一番避けたいのは、その権力を失ってしまうこと。もしも北朝鮮が他国に攻撃したところで、当然ながらアメリカが致命的なダメージを受けることはありません。残念ながら韓国は攻撃される可能性が高いでしょうがそれもあくまで恨みが向かうのはアメリカではなく北朝鮮でしょう。核兵器なんて使った時にはもう完全に併合は不可能になります(というか攻撃するなら通常兵器でしょうが)。

 

というわけで、核兵器というのは頑張って手に入れたところでほとんど役には立ちません。しかし、唯一役に立つときがあります。それは「こいつはもしかしたら前後不覚になって意味もわからず核爆弾を使ってしまうのではないか」と狂人認定されることです。そして、金正恩はまさにそれを達成出来たのだろうと思います。

 

外交が通じない相手は面倒

あらゆる国家同士の関係において外交というのは基本的な情報交換の方法になります。外交というのは様々な形をとります。大臣レベルでの交流や議論はもちろん、国家内に向けて発信しているように見せて海外にもそのメッセージを発信する政治家の演説、具体的な軍事演習のような行為、国連のような場でのディスカッション、様々なチャネルを通して国家同士は情報交流を行います。

 

実際に言っていることと本当に思っていることが違うこともよくありますが、そのような巧妙なメッセージを相互に理解しあって国際社会というのは動いています。しかし、そういう機微を全く気にしない人たちがいます。それが狂人であり、まさに金正恩であり、そしてトランプ大統領です。彼らはあまりそういう話は通じません。twitterでロケットマンと他国の国家元首を罵るような人間が大統領になったことは本当に驚きを禁じえません。

 

なんというか、この2人のリーダーが同時代に存在していることは意味がわからないほど面倒なことです。早い段階でこの2人、ないし1人でもいなくなれば随分国際関係の見通しは明らかになるでしょう。今回の北朝鮮への融和姿勢も、トランプ大統領の機嫌次第でどうにでも変わるものだろうと思います。





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