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中国の一帯一路にインドは反発、アジアの経済事情に日本は出遅れ感

アジアの経済を動かす主体は誰になるのか。日本が国内問題で騒いでいる間にも世界では大きな動きがいくつも出ています。



[北京 24日 ロイター] – 中国、ロシア、インドなど8カ国が加盟する上海協力機構(SCO)は24日、北京で外相会議を開いた。会合後に発表された声明でインドは、中国が提唱する広域経済圏構想「一帯一路」への支持を表明しなかった。

インド以外の外相は全て「一帯一路」への支持を改めて表明した。

中国の一帯一路構想における主要プロジェクト「中国・パキスタン経済回廊」に関してインドは、パキスタンと領有権を争うカシミール地方を通過するため、支持していない。

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一帯一路とは

一帯一路という言葉を聞いたことがあるでしょうか。ニュースで時々報じられているから知っている人もいるかと思いますが、中国の大規模な経済戦略のことを言います。わかりづらいかもしれませんが、要するに中国はこれから「陸と海、2つのルートでアジア全体に中国による通商ルートを創る」と考えているのです。そのために必要なインフラはAIBBが投資銀行としてお金を出すので、そのルートを持つ国にとっては自国の交通インフラなどの整備が出来るようになり、また中国との貿易が活発になることで経済が潤うことを期待しています。

 

世界史の授業でシルクロードという言葉を覚えた人は多いでしょう。あれも要するにユーラシア大陸を東西に伸びた通商ルートで結ぶことで大きな利益を産んだルートです。それの現代版を中国が主導して作ろうとしているわけです。非常に壮大な計画で、もはや日本人にはよくわからないレベル感ですらあるように思います。

 

日本は、このように世界を向こうにしての大規模な戦略を打ち立てていません。全く打ち立てていないのです。それは恐るべきことです。日本がこれからどのように国際社会においてプレゼンスを発揮していくのかという大きな絵図みたいなものが無い。だから、中国の一帯一路みたいなものを見ると却って混乱さえしてしまうのではないでしょうか。

 

中国という国

さて、最近中国にも追い越されてしまった日本の経済。一昔前までは中国は田舎で経済的にも弱く、アジアにおいて昔は強かったけれど今では日本の方がずっと強い。それどころかいまだに中国人は日本人よりもレベルが低いと考えている人がたくさんいます。しかし、それはもう過去の時代です。というかもっというと、これまでの長い歴史の中で日本が中国より多少なり上にいられたのはたかだか100年ほどのことです。

 

そもそも世界における古代文明を持っている地域の一つが中国です。中東、中国、ギリシャ辺りが昔の圧倒的な勢力を持っていたことは周知の事です。しかし、その後科学技術において700年代頃から中国は完全に世界トップレベルの科学技術力を持ち続けたことはご存知でしょうか。長い歴史の中でも中国はずっと強かったのです。明の時代になって他国との交渉を制限したために力を失い、最終的には日清戦争などで日本に敗北を喫しますが、それまでは文化的にも軍事的にも科学技術的にも世界で有数の極めて優れた国家だったのです。

 

そのような中国だからこそ、今回の一帯一路のような壮大な計画を立てることが出来るのでしょう。日本にはこんなグランドストラテジーは持てない。羨ましいですね。





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