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日本の科学は復活するのか? 基礎研究のための予算が2500億円増加!

ちょっとした朗報です。最近論文捏造で揺れる科学界ですが、捏造の要因の一つは金不足。基礎研究への投資が増えれば同じ悲劇は避けられるかもしれません。科学立国日本に立ち返ることはできるのでしょうか。



 2018年度の政府全体の科学技術予算は計約3兆8400億円で、今年度の当初予算(3兆5892億円)に比べて約2500億円増えることが29日、わかった。

 各省庁が計上した予算案を内閣府がまとめた。政府が目標としている年3000億円増は達成できなかったが、大幅な増額となった。

 継続事業の増額分や、新規事業など、予算の積み増しが計約600億円に上った。また、政府は18年度から、基礎研究の強化や技術革新の促進などを狙いに、各省庁が進める事業のうち、先端の科学技術を取り入れたものを、新たに科学技術の関連事業に組み入れる。国土交通省や文部科学省などの公共事業や人材育成などがこうした関連事業として認められ、約1900億円に上った。

via: 科学技術予算、2500億円増…基礎研究強化へ : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

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研究者とお金の関係

今回のニュースは非常に喜ばしいニュースであると言えるでしょう。最近ニュースで話題になっている通り、日本の研究界は非常に危険な状況まで来ています。ノーベル賞を取ったような優秀な研究者である山中教授がわざわざマラソンに出て資金を集めたり、彼がトップを務める機関の従業員が片っ端から非正規雇用であったり、要するに研究のためにお金が使われない国が日本なのです。

 

今回の論文捏造の問題も、非正規雇用で限られた研究期間の中でなんとか成果を上げるために必死になったがゆえの犯行でしょう。もちろんやったことは悪いことですが、その責任を全て個人の心の弱さに帰すのは安易な考えです。むしろ、彼がなぜそのような行動を取らざるを得ない状況に追い込まれていたのかを考える必要があります。

 

それこそが研究者やその予備軍である大学院生にまったくお金を使っていない日本という社会なのです。構造的な問題として存在する以上、それをどうにかするしかありません。一番簡単な解決法はお金を投入することです。基礎研究に2500億円を投入するというのは、そういう意味があるのです。

 

基礎研究とは何か

基礎研究とは何か? それは数学の基礎問題と応用問題・発展問題のような意味での基礎ではありません。簡単という意味や入門的という意味ではなく、より本質的で根本的な部分という意味です。基礎研究をおろそかにするというのは、商品のクオリティを改善することを怠ってPRや営業だけで商品を売り続けようとするくらい無茶があります。いつか必ず限界が来るのです。

 

しかし、お金になるのは商品が売れるタイミングです。すなわち、基礎研究を活かした応用研究や開発研究によって、実際に社会に役立つところでお金が発生します。なので短期間のことしか考えなければ応用に投資した方が良いのです。でも、あらゆるおとぎ話や昔話が教えてくれる通り、そういう一番大事なところをおろそかにしてもうまくいきっこないのです。

 

そして、日本はこれまでしばらく科学に対する予算をどんどん減らしてきました。しかし今年2500億円の増加をするということで、これは間違いなく素晴らしいことです。少しでも日本の研究が豊かになり、一人でも多くの非正規雇用研究者が正規雇用されるよう祈っています。





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