2ch PC スマホ iPhone Android WindowsPhone ガラケー ガジェット ニュース 壁紙

日本の学術賞「京都賞」が賞金を1億円に! ノーベル賞並の金額が話題に

日本の科学技術が衰えているという噂の中、個人レベルで圧倒的な資金を持った人による資金提供が話題になっています。



稲盛財団(京都市、理事長=稲盛和夫・京セラ名誉会長)は12日、科学や文明の発展に貢献した人に贈る「京都賞」の賞金(各部門5000万円)を今年度から1億円に増額すると発表した。

 2019年の賞創立35周年を前に、ノーベル賞の賞金(900万スウェーデン・クローナ=約1億2000万円)並みに改める。

 京都賞は、稲盛氏が約200億円の個人資産を拠出し、1984年に創設。「先端技術」「基礎科学」「思想・芸術」の3部門があり、毎年11月に授賞式を行っている。これまでに山中伸弥・京都大教授ら国内外の計105人と1団体が受賞している。稲盛氏は「受賞者の方々が燦然さんぜんと輝き続けることを願い、賞金額を増額することにした」とのコメントを出した。

via: 「京都賞」賞金、ノーベル賞並みの1億円に : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

mv principle 日本の学術賞「京都賞」が賞金を1億円に! ノーベル賞並の金額が話題に

 

パトロンによる援助

科学がどのように発達してきたか皆さんご存知でしょうか。実は、科学と技術というのがそもそも全く異なる概念であることをご存知でしょうか。技術というのは、例えば水車だって紡績機だって技術によって作られました。そして彼らは決してインテリではありません。街にいる優れた職人でした。彼らは技術者であって、あくまで科学者ではありません。では科学とはどんなもので、誰によって行われていたのでしょうか。

 

科学とは、実は貴族や一部の極めて優れた人間が個人のパトロンに養われて行われていました。彼らは水車や紡績機のように、日常生活で役に立つものを作っていたわけでは全くありません。彼らは、この世界の理を理解するため、世界の真実に近づくために様々な実験などを行っていました。錬金術という言葉を知っている人も多いでしょうが、彼らが取り組んでいたのはこのような化学と言われる分野も含まれていました。

 

とにかく『生活のために』なんて俗なことを考えることなど、科学者たるものありえないことです。それが昔の感覚でした。そして、それにパトロンとして資金を提供するものはその様々な不思議な現象をまるで手品のようなものとして楽しみ、その資金を受けているものに対して時々他の貴族仲間に見せるためにショーを行うよう命じていたと言います。

 

日本もそうなるのか

最近、日本の国家レベルでの科学技術や学問に対する支援はどんどん小さなものになっていると言います。そしてそれは一部においては紛れもない事実です。つまり、実際に投下されている金額は増えているが、その配分は昔よりも不平等になったというのが正しい捉え方です。理系の中でもお金になるような研究をしているところ、既に沢山の成果をあげているところにはどんどんお金が流れ、そうでないところには全く資金が乏しくなってしまっているのが現状です。

 

そういう現状では、もしかしたら昔のように個人レベルの科学技術を愛していたり、面白がっていたり、趣味として気に入っているような人たちの中で極めてお金を持っているような好事家に直接投資を受け取るのが一番良いのではないのかという気になってきます。今回のニュースでは賞金が5000万円から1億円になったという景気の良い話が出ていますが、私個人としてはこのような成果物に対する賞ではなくて、むしろ有望な若手研究者に対する莫大な投資と言う形で支払われるようになればなお良いのではないかと思うのです。

 

しかしなんにせよ、このような篤志家が社会にとって価値あるものに対して賞を出し、しかもその額を下げるのではなく上げるというのはまさにこれからの社会が目指す方向を示しているようで明るいニュースだといえそうです。





関連記事

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

オススメ記事

副管理人募集

文章書いて金稼ぎたい人募集。ネタはガジェット、政治、経済、法律、貧困、歴史、教育、社会問題、音楽、文学など。ノルマは特に無いので気が向いた時だけ書いてくれればOK。希望者はメールフォームから問い合わせてください。条件を聞くだけでも構いませんので気軽にどうぞ。

コメント

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (0)
  1. この記事へのコメントはありません。

広告



画像RSS





カテゴリー

ページ上部へ戻る