Huaweiはラスベガスで開催中のMWC 2015にてLTE-Advancedに対応したタブレット「MediaPad X2」や同社初となるAndroid Wear搭載のスマートウォッチ「Huawei Watch」を発表しました。
MediaPad X2の概要
タブレットとしての立ち位置を大きく変えることが出来ると思います。
「MediaPad X2」はLTE-Advancedに対応しているだけでなく音声通話とモバイル通信が可能でスマートフォンと同じように利用出来ます。また、7インチでありながらも横幅が103.9mmと10cm程度しかなく、片手持ちでも操作が出来そうです。ディスプレイは全体の80%を占めているため非常に横幅のベゼルが狭いです。そのため103.9mmという横幅を実現できたのでしょう。
カメラでは1300万画素と、これまたタブレットの常識を覆すような出来です。画素数が高いと画質が良いという訳では決してありませんが、タブレットだと通常500~800万画素くらいだと思っていたのでちょっと驚きです。
CPUにはKirin 930 2.0GHz オクタコアプロセッサを採用しています。RAMは2GBと3GBの2つあります。2GBモデルの場合はROMが16GBで3GBの場合は32GBになります。
スペック
- OS:Android 5.0 Lolipop
- 画面:7インチ 1920×1200ドット
- プロセッサ:Kirin 2.0GHz オクタコアプロセッサ
- メモリ:2GB or 3GB
- 内蔵ストレージ:16GB or 32GB(microSDXCまで対応)
- 背面カメラ:1300万画素
- 前面カメラ:500万画素
- バッテリー容量:5,000mAh
- サイズ:183×103.9×7.18mm 239g
- 通信:LTE-Advanced/Wi-Fi a/b/g/n/Bluetooth 4.1
Huawei Watchの概要
Huawei初のAndroid Wear搭載のスマートウォッチで非常にデザイン性を意識しています。
言うまでもなく、見た目はクラシカルな時計です。スマートウォッチという存在感はなくアナログ時計のように思えます。Android Wearを搭載したスマートウォッチの中でもトップを誇るデザイン性だと個人的には思います。
時計としての存在感は絶大的ですが、スペックをみると割りと普通です。残念な点、不安な点も勿論あります。
一つは充電です。充電はLG G Watchのような金属端子を直接接続させるタイプです。LG G Watchは腐食問題があり、アップデートで改善されました。それがHuawei Watchでも起こりそうで不安ということです。
もう一つはバッテリーです。スペックは他のAndroid Wearと大差ないですが、バッテリーだけは300mAhと少なめです。通常のスマートウォッチですと400mAh-410mAhくらいですが、こちらは100mAhも少ないです。バッテリーが1日も持たないのような気がしてならないです。
スペック
- OS:Android Wear
- 画面:1.3インチ 400×400 サファイアクリスタルガラス
- プロセッサ:Snapdragon 400
- メモリ:512MB
- 内蔵ストレージ:4GB
- バッテリー容量:300mAh
- 9軸センサー/PPGセンサー
日本でも発売が決まっていますが、どの経路を得て販売されるかはわかりません。個人的にはGoogle Playを通じてだと思っています。バンドは18mmで交換が可能のほか、40種類のWatch Face(盤面)がプリインストールされているため自分好みに変更することが出来ます。
本当にバッテリーだけが残念ですね・・・。
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