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FXが難しいと言われる理由を投資歴7年トレーダーが解説

2020 9/24
FXが難しいと言われる理由を投資歴7年トレーダーが解説

「FXは難しい!」「FXは無理ゲーだ!」という嘆きをよく耳にしますが、果たして本当にそうでしょうか?

2013年から今まで7年間FXや株式投資を続けてきた筆者なりの視点から、FXが難しいと言われる理由を紐解いていきます。それから、9割のトレーダーが1年以内に退場してしまう現状についてや、FXを少しでも簡単にするコツなども解説するので、FXに対して壁を感じている人はぜひ最後までお読みください。

目次

結論:FXは難しいけど経験を重ねれば勝てるようになる

まず、この記事の本題である「FXは難しいのか?」という疑問に対して、単刀直入に答えると「難しい」の一言に尽きます。

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「主婦でも稼げるFX!」「スマホだけで月数千万!」は嘘じゃないけど、FXは簡単ってイメージは今すぐ捨てよう…。

まずは筆者がFXで勝てるようになるまでの体験談をご紹介します。

筆者は2013年にFXトレードを始めましたが、当時は為替はおろか金融に関して右も左もわからない状況で、当然そんな状態で勝てるはずもありませんでした。

最初は、XMという海外FX業者のデモ口座(練習口座)を使ってトレードの練習をしました。今思えば再現性の低いチープな手法でしたが、3~4ヶ月辺りから徐々に勝てるようになってきたので、デモ開始から半年ほど経ったタイミングでリアル口座を使い始めたのを覚えています。

投資額は5万円。XMでは、口座開設ボーナス3,000円と最大500ドルの100%入金ボーナスが用意されていたので、手持ち資金の倍以上の103,000円で取引を始められました。

リアル口座でも練習同様に勝てるだろうと楽観視していました。ところが、失っても痛くないバーチャルマネーを動かすデモ取引では味わえなかった緊張感と恐怖に襲われ、資金は増えるどころか右肩下がり。

本来勝てるはずのトレードポイントを躊躇して逃してしまったり、損を取り戻したい一心で勝機のないトレードを繰り返してさらに損を膨らましたりと散々な結果に。結局、10万円の証拠金をわずか2週間で失くしてしまいます。

そして、リアル口座での惨敗をきっかけに、本格的にFXの勉強を開始。書籍やFXブロガーの記事を読みまくり、チャート分析とトレード検証をひたすら繰り返していると、徐々に値動きの法則性が見えるようになってきて、本格的に勉強を始めてから1年ほど経った2015年には月ベースで負けることがなくなりました。

それから今まで、着実に利益を積み重ねることができていて、2015年から2020年の5年ほどで累計5,000万円以上を稼ぐことができています。筆者の本業はブロガー・アフィリエイターなので、その副収入としては十分すぎるくらいの稼ぎです。

筆者自身の体験から身を持って断言できるのは、「最低限の知識を身につけ、ひたすらトレード経験を積めば勝てるようになる」ということ。自分なりの方法で勉強と検証を重ねれば、いつしか勝てるようになるでしょう。

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情報商材や難しい手法をこねくり回しても勝てるようにはならない!
勉強&検証がいちばんの近道だよ!

とはいえ、「勉強と検証をすれば良い」と投げやりな回答で終わらせるつもりはありません。FXが難しいと言われる主な理由や、難しいFXにおいて勝ち抜くためのコツなど、7年間トレードをしてきた筆者だからこそわかる事をお伝えしていきます。

FXが「難しい」と言われる5つの理由

FXは難しいというイメージを持たれている方は多いでしょうし、それは筆者も同感です。しかし、なぜFXは難しいの?という問いに対して明確に答えられる人は少ないでしょう。

ここからは、FXを7年続けている筆者なりの視点から、FXが難しいと言われる理由を5つご紹介します。

1. 分析方法や取引に絶対的な正解が無い

FXが難しいと言われる最大の理由は、取引の手法やインジケータの数が無数にあるなかで、絶対な正解や聖杯が存在しないためです。

株式投資であれば、配当狙いの長期保有やインデックス投資といった「王道のやり方」が存在する一方で、FXはトレーダーによって手法は全く異なり、王道のやり方は存在しません。誰かの手法を真似したとしても、チャートの読み方やインジケータの解釈などは人それぞれ異なるため、完全に再現することは不可能に近いでしょう。

自分の手法は自分で見つけるしかありません。誰かの手法からヒントを得られることはあっても、自分の性格や思考を加味したうえで落とし込む必要があります。そして、自分なりの戦術を磨き上げて安定して勝てるようになるには、それなりの期間とトレード経験が要されるので、「正しい手法さえ実践すればすぐに勝てる!」というのは幻想です。

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すぐ勝てる手法があるなら、みーんな億万長者じゃなっちゃうじゃん

2. 「手軽に稼げる」イメージと大きなギャップがある

日本ではFXの知名度が非常に高く、投資未経験の初心者ほどFXに取り組む傾向があります。しかしながら、株式や仮想通貨など幅広く投資をしている筆者の体感としては、FXは他のどの投資・投機よりもシビアで難しいというのが正直なところ。

株なら一日のうち取引時間が限定されているのに対し、FXは平日24時間いつでも取引できるため、チャートに張り付く時間も長くなりがち。加えて、経済指標や中央銀行総裁の会見、各国の大統領選などなど、経済イベントの際は相場が大きく動くため、それらにも柔軟に対応しなければなりません。しかも、高いレバレッジを効かせたトレードでは、厳格な資金管理能力や安定したメンタルが欠かせません。

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慣れないうちは体力的にも精神的にも消耗する…

FXは高度な投機商品にも関わらず、なぜか日本国内では異常なまでの人気を博しています。それはなぜでしょう。

要因の一つとして考えられるのはメディアの力です。日本でFXが流行り始めた頃、テレビでは「専業主婦が家事の合間にFX」「大学生なのにスマホ一台で月収〇〇万円!」といった特集番組がしきりに放送されました。最近ではYouTuberやインフルエンサーが手軽に始められる副業としてFXを紹介してる例も多く見受けられます。

そういったメディアを頭ごなしに批判するつもりはありません。しかし、テレビ局はFX会社から莫大な広告料を受け取っており、ブロガーやYouTuberはアフィリエイト収入で生計を立てているわけですから、バイアスのかかった情報が含まれている事を念頭に置くべきでしょう。

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このブログでも特定のFX会社を紹介してるけど、情報弱者をカモにするような集客はしないよ!

「手軽に稼げる」というイメージに惹かれていざFXを始めてみたものの、全然稼げないどころか大損してしまう初心者トレーダーは後を絶ちません。あなたがその一人にならないことを願っています。

3. 初心者なのにスキャルピング・短期売買を好む

FXと一口に言っても「トレードスタイル」は様々。明確な定義はありませんが、主に次の4つに分類されます。

  • デイトレード:1日1回~1週間に数回に取引を行う。原則的にその日のうちにポジションを持ち、その日のうちに決済する。主に日足・4時間足・1時間・15分足などを用いてチャート分析する。
  • スキャルピング:1日のうち数回取引を行い、細かい利益を積み重ねる。ロンドン市場とニューヨーク市場が開いている16時~翌朝6時は値動きが活発になるため、その時間帯はチャートから目が離せない。主に時間足・15分足・5分足、人によっては1分足や秒足などを用いてチャート分析する。
  • スイングトレード:数日~数週間のスパンで取引を行う。分足を見る機会は少なく、主に月足・週足・日足・時間足を用いてチャート分析する。
  • ポジショントレード:数ヶ月~数年スパンでポジションを持ち続け、1,000pips(ドル円だと10円に相当)を超える値幅を狙うことも珍しくない。スワップポイント(通貨間の金利差)を狙ったトレードもこれに該当する。

このうち、初心者に人気のあるのが「スキャルピング」。スキャルピングは1日のうち何回も取引を行い、ポジションを持ってから決済するまでの時間は数分程度。何度も稼ぐことができるというイメージから、真っ先にスキャルピングに取り組むトレーダーは多いですが、実は4種類のなかで最も難易度の高いトレードスタイルなのです。

スキャルピングがなぜ難しいのかというと、ほぼ全ての時間軸を把握しなくてはならないため。トレードそのものは1分足・5分足・15分足などで行いますが、上位の時間軸を把握せずにトレードプランを組むことは難しいため、1時間足や4時間足はもちろん、状況によっては日足や週足もチェックします。つまり、長期トレンド・中期トレンド・短期トレンドの情報をすべて整理したうえでエントリーポイントと決済ポイントを探らなくてはならず、チャート分析に膨大な時間を要します。

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スキャルピングは情報量が多くて大変…

しかも、スキャルピングは1秒単位のズレが命取りになるので、常にパソコンに張り付き、マウスに手を添えた状態で虎視眈々と機会を待つことになります。「チャートを見るのが好き」「値動きを眺めていると心が落ち着く」という物好きな人は置いといて、一般人にとって無機質なチャートをただ見続けるのはストレス以外の何物でもありません。

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チャートを見続けたのに連敗しちゃうと心が病みそうになる…

それに対し、デイトレードやスイングトレードでは1分足や5分足までをも確認する必要はなく、スキャルピングほどシビアなチャート分析は求められません。ずっと画面に張り付いていなくともエントリーポイントを見つけることができるので、副業として取り組むには最適です。

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デイトレ・スイングは生活リズムを乱さずに続けられるよ!

4. 口座残高の激しい増減にメンタルが耐えられない

精神状態や感情の起伏、すなわち「メンタル」もFXを難しくする要素の一つです。

FXは手持ちの証拠金よりも遥かに大きな資金を動かすマネーゲームであるため、株のデイトレードよりも口座残高の増減が激しくなりがちです。もっとも、レバレッジを下げることで残高の増減を抑えることはできますが、少ない資金で効率よく稼ぎたいならハイレバレッジは避けて通れません。

口座残高の増減が激しくなればなるほど、勝ち負けに対する感情の起伏が激しくなるのは、人間として当然の現象。負けが続いて損が膨らんだときには、精神的に弱ってしまうこともあるでしょう。

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自分の大切なお金がどんどん無くなっていくのは辛いよね(;´д`)トホホ…

しかし、怒りや悲しみに任せて無茶なトレードをしてしまうと、大抵の場合さらに損失が膨らみ、傷口を広げる結果となるでしょう。負ける→怒る→さらに負けるというスパイラルは、負け組トレーダーの鉄板パターンです。

負けを認められる強さと、失敗を次のトレードへ活かす姿勢こそが、FXで勝ち続けるための基本。トレード手法や資金管理はもちろん大切ですが、安定したメンタルなくしてトレードは成り立ちません。

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勝っても負けても一喜一憂しない強固なメンタルを身に着けよう!

5. ハイレバレッジで負けると取り戻すのが大変

FXは短期的に大きく稼げる夢のような投資商品ではあるものの、その反面、負けたときには大きく損します。そして、レバレッジをかければかけるほど、負けた分を取り戻すことが難しくなることも覚えておかなくてはなりません。

例えば、1ドル=100円のUSDJPYペアをレバレッジ1倍で取引して、100pips(1円)逆行した場合、

■失う金額:口座残高の1%
■元の残高に戻すために必要な利益:1.01% (99% x 1.0101… = 100%)

以上のように、100pips逆行しても失う金額は口座残高の1%。そして、その1%を取り戻すためには1.01%稼げば良い計算になります。

では、レバレッジ25倍で取引して、100pips(1円)逆行した場合はどうでしょう。

■失う金額:口座残高の25%
■元の残高に戻すために必要な利益:33.33% (75% x 1.3333… = 100%)

以上のように、100pips逆行すると口座残高の25%を失うことになり、それを取り戻すためには33.33%も稼がなくてはなりません。25%失ったら25%稼げばよいのでは?と思うかもしれませんが、実はそれだと元の残高の93.75%にしかならないのです。これがいわゆる「複利の罠」。

ハイレバレッジで数万円を数億円にしたという例は別段珍しいことではありませんが、そこから転落して再起できる人は少ないです。その背景には少なからず複利の罠が絡んでいることでしょう。

株とFXはどっちが難しい?

FXとよく比較されがちなのが「株式投資」です。株とFXはどっちが難しい?という議題は今も昔も絶えません。

筆者はもともとFXしかやっていませんでしたが、今では国内株のデイトレードや米国ETF投資、つみたてNISAに至るまで株にまつわる幅広い投資を行っています。株とFXの両方を経験している筆者の目線から、両者の難易度について考察してみます。

結論からいうと、FX>株のデイトレード>株式の長期投資の順で、FXが最も難しく、株式の長期投資が最も簡単というのが筆者の見解です。その理由は主に3つあります。

  1. FXは長期的に上昇しない
  2. FXは配当を生まない
  3. 株のほうが情報格差・乖離が生まれやすい

長期的に上昇する株式・プラマイゼロのFX

株式とFXの決定的な違いは、長期的に上昇するか否かにあります。FXは通貨間のレート差をやり取りするだけなので、FX市場全体を長期的にみるとプラマイゼロです。対して、株式は長期に見れば上昇し続けるという前提と実績があり、これからも資本主義社会が続く限りそれが覆ることはないでしょう。

下のグラフは、名著「株式投資の未来」の著者であるジェレミー・シーゲル教授が、1802年から2016年の214年間で株式が最も大きなリターンをもたらしたことを実証したもの。214年前に投資した1ドルが1,136,042ドルに、約113万倍に増えている。つまり、年率換算で約6.73%の上昇をし続けてきたことを示しています。

1993年から2020年までのS&P500指数チャートとUSDJPYチャートを比べてみると、実に分かりやすいですね。S&Pは長期的に保有することで多大なキャピタルゲインを得られましたが、USDJPYはほぼプラマイゼロです。

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株は長期保有でキャピタルゲインを狙えるから、手軽に積立投資ができるね

配当を生む株式・配当を生まないFX

長期的に保有することで配当を受け取ることができるのも、株式ならではの魅力です。例えば、米国の好配当株400銘柄ほどに分散投資するバンガード社のETF「VYM」では、2020年9月23日現在、年3.52%の配当利回りが期待できます。

FXでも、スワップ金利差の大きなペアを長期保有することでスワップ差益を受け取ることが可能で、トルコリラ/円(TRYJPY)ペアがその代表例。FX会社のスワップ設定にもよりますが、レバレッジ1倍なら年利10%ほどを受け取ることができます。しかしながら、高金利通貨は通貨安のリスクが高く、せっかく受け取ったスワップが通貨安によって相殺されてしまう危険性があるのです。

トルコリラの事例を見てみると、10年前は1リラ=60円ほどでしたが、今では1リラ=14円以下にまで落ち込んでいて、年換算でマイナス22%。仮に年10%のスワップを受け取ったとしても、通貨安で相殺されるどころか損失を出してしまいます。

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配当狙いの投資なら株式や債券が良いよね

乖離が生まれやすい株式・均衡のとれたFX

市場の乖離をいち早く見つけることができれば、優位性のあるトレードができます。

株式市場は国とセクターによって規模が様々で、流入資金の少ない市場では情報格差によって乖離や値動きの出遅れが度々起こります。

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セクター全体では上昇しているのに、とある株だけ上昇についていけてない、みたいな現象を「乖離」と言うよ

対し、FXは全世界の個人投資家やヘッジファンドが同じ通貨ペアに注目していて、最先端のAIも参入しているため、情報の格差はゼロに近いといえるでしょう。参考までに、NYSE(ニューヨーク証券取引所)の1日の売買代金が平均7兆円に対し、EURUSD(ユーロドル)ペアだけで取引量は約150兆円にものぼります。

市場の大きなFXでは、市場の歪みや乖離が生まれにくいため、他のトレーダーを出し抜いてポジションを持つことは難しいでしょう。

9割のトレーダーが1年以内に退場しているのはなぜ?

FXの世界では「9割のトレーダーが1年以内に相場から退場する」といわれています。その要因は人によって様々ですが、主に以下の4つが理由として挙げられるでしょう。

  1. 単なる勉強不足
  2. 優位性のないトレードを繰り返す
  3. 毎回のトレードを記録していない
  4. インジケータだけで勝てると思い込んでいる

最も多いのは単なる「勉強不足」です。ローソク足チャートの意味やチャート分析の基礎も知らずに、運とインスピレーションだけで勝てると真剣に思い込んでいる人も少なからずいらっしゃるようです。

優位性のないトレードを繰り返すのも、初心者トレーダーにありがちな失敗要因で、ポジションを持っていないと落ち着かない「ポジポジ病」なんて造語もあるくらいです。デタラメなトレードで億万長者になれるなら、今ごろ世界は億万長者だらけになっているでしょう。

相場は一見するとランダムに動いているようにも思えますが、相場を動かしているのは他でもない人間であり、トレーダーの思惑に偏りが出たときにトレンドが生まれるのです。つまり、注文や損切りが集まりそうなポイントを見つけることで、優位性のあるトレードができるようになります。

優位性のあるトレードを組み上げるためには、トレードの記録「トレードノート」が欠かせません。負ける要因を一つずつ潰していくことこそ、勝てるようになる近道なのです。

また、インジケータだけで勝てるという思い込みも、初心者トレーダーにありがちな勘違いです。インジケータは判断材料の一つにはなりえますが、それだけで勝てるなら誰も苦労しません。インジケータを探し求める時間があるなら、愚直にチャート分析とトレードの反省をしていたほうが遥かに有意義といえます。

難しいFXを少しでも簡単にするコツ

FXは非常に難易度の高いマネーゲームですが、いくつかのコツを知って実践するだけで格段に勝ちやすくなるのも事実です。コツといっても当たり前のことばかりですが、「難しい」と感じたときこそ原理原則に立ち返って、FXとの向き合い方を見直してみることをおすすめします。

FXとの向き合いかたに正解なるものは存在せず、100人トレーダーがいれば100通りの正解があります。とはいえ、勝ち続けているトレーダーにはいくつか共通点があり、筆者もそれらを実践することで勝てるようになったのを覚えています。

チャート分析の基礎を身につける

FXのみならず、相場の世界において無くてはならないのが「チャート」です。チャートを読めないトレーダーが勝ち続けているという話を聞いたことがありません。

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チャートは相場の基本だよね!

チャート分析といっても、高度なインジケータの使い方を知る必要はありません。ローソク足の読み方、レジスタンス・サポート、ダウ理論、ダブルトップ・ダブルボトム等のチャートパターンなど、基礎的な知識さえあれば問題ありません。

できる限りシンプルな手法で取引する

FXの手法は星の数ほどあり、ローソク足と水平線を用いたシンプルな方法から、インジケータを組み合わせた複雑なものまで千差万別。勝てれば手法なんてどれでも良いわけですが、初心者トレーダーが複雑な手法に手を出すべきではありません。

手法を複雑にすればするほど、扱う情報量が増えて、エントリーや決済の根拠も複雑になります。情報量を増やせば勝ちやすくなると思われがちですが、実は決してそんなことはなく、むしろ情報量が増えすぎたために決断が遅れてしまい、絶好のエントリーポイントを逃してしまうのはよくあるパターンです。

知識と経験の浅い初心者トレーダーはなおさら、情報量が増えると混乱を招くだけなので、できる限りシンプルな手法で取引すべきでしょう。

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複雑な手法で勝ち続けているトレーダーって少ないんじゃないかな

トレードノートをつける

チャート分析の基礎を学び、自分と相性の良さそうな手法を見つけたら、早速それを実践するわけですが、そのとき欠かせないのが「トレードノート」です。

勝ち負けよりも大切なのは、毎回のトレードから如何に敗因と改善点を見つけるか。エントリーする際と決済する際の根拠を言葉で書き記し、もし勝ったら勝因を、もし負けたら敗因を考察しましょう。そして、次回のトレードで改善したいポイントを記して、ノートの内容をもとに次回のトレードを組み立てれば、自ずと勝率は上がっていくでしょう。

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考察と反省は投資だけじゃなくビジネスでも必須!

デモ口座ではなくリアル口座でメンタルを鍛える

なるべくデモ取引ではなく、リアル口座で本物のお金を投じてトレードするようにしましょう。デモ取引だと「しょせん無くなっても良いバーチャルマネーだ」という心持ちから、ツメの甘いトレードを招いてしまうため、メンタルを鍛えることができません。

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デモ口座だと「まあいいか」の精神が生まれちゃう

筆者自身も「デモ口座だと勝てるのにリアルだと負け続ける」という、なんとも奇妙な体験をしていますから、最初からリアル口座で取引することをおすすめします。

取引する通貨ペアと時間帯を絞る

取引する通貨ペアと、取引する時間帯を絞ることも、勝ちやすくなるためのコツです。

「通貨ペアなんてどれも一緒でしょ」と思われがちですが、通貨ペアによってボラティリティやトレンドの現れやすさは異なりますし、「USDJPYでは勝てるのにGBPJPYだとよく負ける」という話はよく聞きます。また、時間帯によっても値動きの活発さやクセに違いが出るのも珍しくありません。

取引する通貨ペアを1つか2つに決めて、取引する時間帯を限定することで、ペアや時間帯のクセを考慮せずにチャート分析ができるようになり、それは手法をシンプルに考えることにも繋がってきます。

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